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たまごを通じたしあわせづくり。
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たまごを通じたしあわせづくり。

先生方のお声

東京海洋大学 名誉教授 大島敏明さん

【寄稿】えるごらん命とエルゴチオネイン

 エルゴチオネインはきのこなどがつくるアミノ酸の仲間です。酸化防止効果が強いことから神経保護作用があることや、メラニン合成を抑える働きがあることから美白効果が期待されています。近年、エルゴチオネインの機能に着目した研究は食品分野に限らず、薬学、医学の分野にまで急速に広まってきました。
 ヒトはエルゴチオネインを自ら合成できませんが、食料から取りこんでいます。実際、エルゴチオネインは少なからず私たちの体に含まれていることから、エルゴチオネインは私たちの体を健全な状態に維持するうえで大切な役割を担っているものと考えられています。
 私の研究室でヒトが摂食した際の安全性を確認したうえで、自然な形でエルゴチオネインを体に取り組むことを目的として研究を進めて、すでに15年が経ちました。エルゴチオネインを飼料に混ぜて養殖魚、家畜、家禽などに与えることで、身色が悪くなりにくいハマチや牛肉を作り出すことができました。さらに、化学合成品を使わなくても色が黒くなりやすいエビやカニの変色を抑えることができるようになりました。
 これらの研究の一環として、ブラウンエッグファームの滝沢栄喜社長と伴に、エルゴチオネインを豊富に含む鶏卵の開発に取り組み、2013年に「えるご卵命™」を世界に先駆けて市場に出しました。同様の動きは、台湾や韓国で現在進行中と聞いていますが、いずれも「えるご卵命™」が先駆けとなっていることは疑う余地がありません。
 世界中でエルゴチオネインを含む自然食品が当たり前になるのは、もうすぐのことでしょう。

白澤抗加齢医学研究所所長 医学博士 白澤卓二さん

キノコと認知機能

白澤先生
 食用になるキノコは300種類以上が報告されていて、抗菌作用や抗ウイルス作用、コレステロール低下作用、血糖降下作用、血圧降下作用などが見いだされている。
 そんな中キノコを1週間に2回以上摂取した高齢者は軽度認知障害(MCI)を発症するリスクが低減したというシンガポール国立大学のレイ・フェング博士らの研究が話題を呼んでいる。研究チームは、「食事と健康的な老化研究」に参加した60歳以上の健常な高齢者663人を対象に、認知機能の低下とキノコの摂取量の関連性を調査した。その結果、キノコの摂取量が週に2回以上の高齢者は、週に1回未満の高齢者に比べMCIを有するリスクが57%も低いことが分かった。
 これまでの研究で、認知症の患者は血中エルゴチオネインの濃度が健常な高齢者より低いことが報告されていることから、フェング博士はキノコに含まれる抗酸化物質・エルゴチオネインが認知症の進行を遅らせた可能性を考察する。エルゴチオネインはヒトの体内で合成することができないアミノ酸で、食事やサプリメントで摂取するしかない。シイタケやマイタケ、ハナビラタケ、エノキタケ、エリンギ、ヒラタケ、タモギタケなどに豊富に含まれているほか、甘酒にも含まれている。高齢期の認知機能を保つためにも積極的にキノコを摂取したい。(2019年4月11日 毎日新聞夕刊)

 エルゴチオネインに着目し、20年1月より当クリニックに来られる患者さんには1日2個を勧めることにしました。生産者であるブラウンエッグファームには、さらにオメガ3(DHA、EPAなど)を強化したたまごの生産を依頼しています。

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